CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

【僕の昔の話⑤】あの一言がなかったら

Mar 25, 2019

こんにちわ(*´∀`)
自己PRコンサルタントの森田恒行です。
 
 
さてさて、なぜ僕が
「自己PRコンサルタント」として
活動を開始することになったのか?
 
これをお伝えさせていただいている
僕の昔の話シリーズ。
 
 
このシリーズ、もともとは
こんなに続けるつもりもなくw
 
ちょっと書きたいことがあったので
その前フリのつもりで書いたはずが、
さっぱり終わる気配が見えません(笑)
 
 
まあ、おかげさまで、
いろんな反響があって
 
「ずいぶん遠回りしましたね」とか
 
「そんな時代があったんですね」とか
 
「森田さんも、人間だったんですねw」とか
 
いろんな声をいただいております(笑)
 
 
では、昨日からの続きです。
 
 
 
今から6年前の、2013年9月の話。
 
 
師匠のところでスタッフとして
手伝わせていただくことになったのですが
 
実は、その初日から
いろんなことがありました。
 
 
 
スタッフの仕事は、
昨日もお伝えしたとおり、
師匠が喋る横に立って板書をする係。
 
 
師匠は、パワポを使いません。
 
そして、話すことに集中するため
師匠自身は板書をしないのです。
 
だから、
板書はすべて スタッフの仕事。
 
 
 
僕は事前に「板書マニュアル」をいただき、
自分が受講したときのDVDを見直しながら
当日に向けて、準備をしていました。
 
 
で、講義当日。
 
緊張しながら、師匠の隣で必死こいて
なんとか板書をこなしていました。
 
 
そして休憩時間。
 
 
たまたまトイレで一緒になった師匠から

「森田くん、板書 いい感じやん!」

と言ってもらえたので、
 
「本当ですか?ありがとうございます!」

と御礼を言い、ちょっと安心していました。
 
 
 
そして講義が終了し、
懇親会の席で事件は起こったのです。
 
 
その日の懇親会は、
師匠と僕と先輩スタッフ、
そして当日 講義に参加していた
師匠の友人のNさんの4人でした。
 
 
もちろん僕は、Nさんとは初対面。
 
 
どうやらNさんは、師匠の講座を
何回も再受講している人らしく、
 
 
懇親会の席でも、
過去の講座とくらべて
師匠の講座が進化していることについて、
Nさんは かなり感心を示していました。
 
 
で、そんな話で盛り上がっていたところ
Nさんが急に、僕に矛先を向けたのです。
 
 
「お前の板書は、ひどいな!」
 
 
えっ!?
 
いきなり、そう言われて僕はビックリです。
 
 
そして、続けざまに
 
「お前の板書は、講座の価値を殺してる!」
 
と言われたんです。
 
 
はあっ!?
なんだ、この人は?
 
と思いながらも、まだ話は続きます。
 
 
たぶん、この人(師匠のこと)
 優しいから言わないと思う。
 
 だからオレが替わりに言ってやる。
 『お前の板書はクソだ!』
 
 
いやいや、そんなこと言われたって
オレ今日、板書やったの初めてだし・・・
 
それなりに準備してたし・・・
 
初対面のアンタに言われたくないし・・・
 
 
そんな気持ちで聞いていた僕を
Nさんは 見透かしていたのでしょう。
 
 
お前が初めてだろうが何回目だろうが、
 そんなことは受講生には関係ないんだよ。
 
 受講生は高い金を払って、
 講義の内容に期待をして
 今日の日を心待ちにしてたんだよ。
 
 だったら、ベストのものを提供するのが
 スタッフとしてのお前の役目だろうが!
 
 
もう、ぐうの音も出ませんよね。
 
 
Nさんの、おっしゃるとおりです。
師匠は優しいから、確かに言わなかった。
 
「森田くん、板書 いい感じやん!」
と言われて、浮かれていた僕がアホなだけで、
きっと物足りなさを感じていたのでしょうね。
 
 
その後も、僕はNさんから
こっぴどく説教を受け、
二次会で焼き肉屋に連れていかれ
 
ベロベロに酔っぱらったNさんから
 
「今日は、お前が授業料を払っておけ!」
 
と言われて、
4人分の焼き肉代2万円を払わされ、
さんざんなスタッフ初日を終えたのでした。

 
なんで?
 
1日、スタッフで手伝ったのに
なんでオレが焼き肉代を払わんとアカンの?
 
 
なんで、お前に言われんとアカンねん。
 
 
そんな風に思った記憶があるということは、
きっと当時の僕は、
「素直」ではなかったのでしょう。
 
 
言われたことが おもしろくない
っていう気持ちのほうが
きっと強かったんだと思います。
 
 
でも、今になったから分かるのです。
 
 
結局、その後も 僕は師匠のもとで
3年間スタッフを務めたのですが、
 
 
おそらく このときの
Nさんの一言がなかったら、
スタッフとして続いていなかったと思うし、
「今の僕」もいないと思っています。
 
 
それぐらい、
このときの衝撃は大きかった。
 
 
焼き肉代を払わされたのも悔しかったw
 
 
でも、今から考えてみると
僕は たった2万円で、
 
「受講者の気持ちを考える」
というマインドを手に入れることができ
 
「スタッフとしての心構え」までも
教えていただいたわけです。
 
 
早い段階で、そういう大切なことを
身をもって知ることができたというのは
 
今から考えてみれば
「安い焼き肉代」だったわけなんです。
 
 
後日談として、この日から
2年ぐらい経ってから
Nさんとお会いする機会がありました。
 
 
僕は、
自分からNさんのところに挨拶に行って
 
「あのときの一言があったから、
 おかげさまで今日まで
 スタッフを続けられています。
 
 ありがとうございました。」
 
と御礼を言わせていただきました。
 
 
するとNさんは、
ちゃんと覚えてくれていた様子で
 
「そうか、そうか、それはヨカッタ!
 
 オレは、
 見込みがある奴にしか言わないんだよ
 
って言ってくれたんだけど、、、
 
 
 
本当かなあ?(笑)
 
 
 
また次回に続けますね(*´∀`)
 
 
これは師匠の2冊目の本。
サービス精神、旺盛すぎる内容です(笑)
 
なかなか自分で決められない人のための「決める」技術

 
 
今日の僕のブログが
あなたの人生のヒントになれば幸いです。
 
 
 ※追伸 師匠と先輩スタッフは
 後日 ちゃんと払ってくれました(笑)

 
 

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自己PRコンサルタント 森田恒行
http://www.7starpr.net/
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