CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

10を聞いて10を知る

Feb 9, 2017

こんにちわ(*´∀`)
自己PRコンサルタントの森田恒行です。

さてさて、

「1を聞いて10を知る。

 頭の回転の速さを持ちなさい!」

なんてこと、

昔よく言われませんでしたか?

 

でも、僕が大切だと考えているのは

「10を聞いて10を知る」ってことです。
あなたは

「明石家さんま」さんは、お好きですか?

 

彼のことを好きな人には申し訳ないのですが

僕は、ぶっちゃけ あんまり

彼の芸風が好きではありません。

 

それは、なぜかというと

「人の話の腰を折って、話を奪う」からです。

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さんまさんは、

自分が司会をやっている番組で

ゲストの方が喋り始めると、
だいたい すぐに

「あー、それ こういうオチやろ」

とか

「それ、〇〇したんやろ!」

とか言って、
これから盛り上げて話をしようとする人の

話の腰を思いっきり折るんですよねぇ。
そして、自分がおいしいところを持っていく。
それを見ていると僕は

「話を持っていかれたゲストが可哀想だなあ」

っていう悲しい気持ちになってしまいます。

 

なので 最近は彼をテレビで見かけると、

チャンネルをすぐに替えてしまいます(笑)
(ちなみに昔やってた
「恋のから騒ぎ」は好きでした♪(笑))

 

 

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で、話を戻して(笑)
何が言いたかったかというと

「10を聞いて10を知る」の話。
つまり、

まずは相手の話を

そっくり そのまま聞こうよ!
ってことなんです。
で、そっくりそのまま

相手の話を聞くのも大切なのですが
ここで もっと大切なのは、

いったん、その10の話を

10のまま受け止めるってことなんです。

 

僕がコンサルやセミナーをやっていて

感じることのひとつに、
うまくいかない人は

この聞いた話を受け止める段階で

「自分の色」をつけたがります。

 

「自分の色」をつけるっていうのは
10の話の3つを聞き流して

7の話にしてしまったり、
10の話を勝手に誇張して

13の話にしてしまったり、
もしくは

10の「白い話」の、

一部を違う色に染めてしまったり、
10の「青い話」の、

全部を別の色に変えてしまったり。
こんな感じで「自分の色」をつける。

 

色をつけた状態で受け止めるから

それは、もはや こちらが発したものとは

別物になっているわけです。

 

「守・破・離」の考え方にも通ずるのですが
・まずは最初に教えられたものを忠実に守り

完コピを繰り返して場数を踏んで体で覚える
・それができるようになったら初めて

守ってきたことを破り、個性を育てていく
・そして最後に
自分なりのものを確立して離れていく
何事も、これがベースです。
でも、うまくいかない人は それを

最初に受け止める段階で別のものに変えてしまうので

その後からの辻褄が合わなくなるんです。
これって、いわゆる

洋服の第1ボタンからかけ違えた状態。
だから、その後

何をやってもうまくいかないんです。

 

でも実は、

この「受け止める」という力こそが

「素直さ」の正体なのです。

 

「素直さ」って、

なんでもハイハイと言って

そのとおりにすることが素直ではありません。
それは、ただのバカです(笑)
「死ね」って言われたら死ななきゃいけません。
(小学生みたい!(笑))

 

「本当の素直さ」とは

否定も肯定もせず、ただ「受け止める」。
この「受け止める力」が弱い人

= 素直さが足りない人は

結局、何をやってもうまくいかないんです。

 

あなたのまわりにも

「この人、素直じゃないよなあ!」

って思い当たる人 いませんか?(笑)

 

その人を、よく観察してみてください。

きっと「受け止める力」が足りないことに

気づかれると思いますよ。

 

ところで、

あなたの「受け止める力」は

もちろん大丈夫ですよね?(笑)

 

 

 

 

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自己PRコンサルタント 森田恒行
http://www.7starpr.net/
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