CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

男子の一諾

May 12, 2015

男子の一諾・・・・・・。

 

男にとって一度約束したことは、
どんなことがあっても、
守りとおさなければならないはず。
 
「7つ星自己PR」でチャンスを掴め!
自己PRコンサルタントの森田恒行です。
「みんなが、お互いを応援し合える環境を作りたい!」
そのような想いから、社会人の方向けに、
上手な自己PRが出来るようにアドバイスをしています。
 
先日、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の記事で
吉田松陰の脱藩事件の記載を発見して思い出しました!

 

それは「吉田松陰」という名前は、
小学生の頃に読んだマンガで覚えたってこと。

 

「リングにかけろ」という
ボクシングのマンガが大好きで、
ボロボロになるまで何回も読んでいて、
その中で、こんなエピソードがありました。
 
中学1年の主人公は右の拳を負傷しており
ボクシングを禁じられているにも拘わらず、
ライバルからの試合の申し込みを、
いきがかり上か男の意地からか受諾し、
約束してしまったのです。
顧問の先生が、主人公を止めようとすると
「先生から見たら、ちっぽけな約束かもしれない。
 だけどそんなちっぽけな約束も守れない奴に、
 どうしてこれから先、大きなことが守れるんだろう・・・」
と言って、試合に望むことになります。
 
案の定 試合で大変なことになり、
ケガを隠していた主人公が周りから非難され、
ライバルも試合続行を拒否しようとするのですが、
そのライバルに対して主人公の顧問の先生が、
吉田松陰が脱藩という大罪を犯してまで
約束を守ったことを引き合いに出して、

 

「一旦約束した以上、ケガしてるからとか
具合が悪いからとかはもう言えない。
彼は命をかけて男の約束を守りにきた。
ボクサーの命である拳をかけてまで
ライバルとの一諾を守りに来た。
その命をかけてここまできた男子に対して、
あなたも男なら最後までつきあう義務があるはず!」
と叫びます。
 
それを聞いたライバルは、グローブをはずしながら
「吉田のダンナがどうしたこうしたなんて関係ねえ。
オレは昔から自分のやりたいようにやってきた。
なんでも一番じゃねぇと気がすまねぇ。
なんでも人よりカッコよくなきゃ気がすまねぇんだ。
これ以上俺がカッコつけるためには、
これしかねえんだーっ!」と叫び、
素手の右拳でコーナーポストをぶんなぐって
自らケガを作り、右手をダメにした挙げ句、
「左を制する奴は、世界を制す!
この言葉通り、左と左の激突だぜ!!」
と言って試合を再開してしまう。

 

という激アツのエピソードが、
この年齢になるまで ずっと僕の心には残っていて、
とにかく「男子の一諾」は重いんだという
そのことだけはアタマから離れなかったのです。
 
「吉田松陰、スゲエ!!」って(笑)
 
だから今でも僕は、約束をしたなら
這ってでも その場に行きますw
(でも高熱で動けない時だけは謝り倒しますw)

 

自分が、そういう想いだから
平気でドタキャンする人とか、
約束を守らない人とか、
平気でリスケする人は
自動的にお付き合いの対象から外れていくんですよね。

 

逆に言えば、どうしてもキャンセルしなければならない時は
その人との関係が切れる覚悟を持ってキャンセルする。
ってことになりますね。
という今回の話でした。

 

でも「約束を守る」って、実は自己PRにおける
自分軸の形成においても、とても大切なんですよ。

 

その話は、またあらためて。

 

最後まで お読みくださって ありがとうございました。

 

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