CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

「行けたら行く」って言ってませんか?

Oct 19, 2015

「伝えたい想い」を「伝わることば」へ
自己PRコンサルタントの森田恒行です。
 
あなたは人と約束をする時に
「行けたら行きます」って言葉を
もしかしたら使っていませんか?
 
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これは、僕の個人的な見解なので
ご理解いただけない部分があることを
承知のうえで書くのですが。。。
 
僕は、仕事柄
いろいろなイベントや会合の
幹事をやることが多くあります。
 
 
幹事をやったことのある人なら
分かるかもしれませんが、
幹事をやっていて一番困るのは
参加人数の把握ができないことです。
 
 
お店を予約する。
 
お店の座席を確保する。
 
料理のコースを予約する。
 
すべて人数が決まらないと出来ません。
 
 
後々、そこに変更が生じることで
お店の人にも、他の参加者の方にも
迷惑をかけることになってしまいます。
 
 
その時に、いちばん困るのが
「行けたら行きます」っていう回答なのです。
 
 
まずは人数を確定させたいワケですから、
こちらの気分的には
 
『来るのか来ないのか、どちらでもいいけど
 ハッキリとだけしてもらえませんか?』
 
って感じなのですが、
大体 そういう回答をする人に限って
当日 滅多に来ないんですよねぇ(笑)
 
『来ないんだったら来ないで、連絡くらいよこさんかい!』
 
と言いたくなってしまいます(笑)
 
 
でも、それよりもっと困るのが
申込をしていたのに、
 
『行くつもりだったけど別の用事が入って行けなくなった』
 
という人ですね。
 
 
これ、ハッキリ言いますけど
日本語を間違えています。
 
用事が「入った」のではなく
わざわざ、そこに自ら
用事を「入れた」んです。
 
 
最初にしていた約束を反故にして
別のことの優先順位を上げているんですよね。
 
こういうことをしていると本当に信頼を失くします。
 
 
「決めること」は「捨てること」といいます。
 
 
「行く」と決めて約束したのであれば何があっても行く。
 
後から別の用事が入りそうになったとしても
「先約があるので、ごめんなさい」と言って、
丁寧にお断わりすればよいだけの話なのです。
 
 
つまり最初に「決めた」こと以外は
勇気を持って「捨てる」ということ。
 
 
この場面で、別の用事を優先することは
最初に約束していた相手の
優先順位を下げることになります。
 
優先順位を下げられた相手は、正直 面白くありません。
 
よって それ以降、相手は必然的に
あなたの優先順位を下げることになります。
 
結果、お互いの信頼関係は崩壊するわけです。
 
 
「決め方(=捨て方)」が下手な人は
何をやっても上手くいかないのです。
 
 
・約束をするときは、勇気をもって決める。
 
・一度「決めた」なら、他のことは「捨てる」
 
・そして、何があっても駆けつける。

 
たったこれだけのことですが
とても大切なことだと僕は考えています。
 
 
今日も最後までお読みくださいまして ありがとうございます。