CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

専門バカになっていませんか?

Oct 7, 2015

「伝えたい想い」を「伝わることば」へ
自己PRコンサルタントの森田恒行です。
 
あなたは人前で話をする時に
事前に話の構成を考えていますか?
 
もし、あなたに与えられた時間が
1時間も2時間もあるような場合は
事前準備なしのノープランでも
普段考えていることを
思いつくままに話すことはできるでしょう。
 
でも与えられた時間が短ければ短いほど
話の構成を考えておかないと
あっと言う間に時間は過ぎてしまい
「まとまらない話」で終わってしまいます。
 
長い話なら、誰にでもできます。
 
だからこそ、短い時間でも相手に伝わる
インパクトのある「伝わることば」を
常日頃から準備しておくことが必要なわけです。
 
では、そのインパクトのある「伝わることば」。
あなたは、どんなことを話されていますか?
 
ここで、よく見られる致命的な間違いは
自分が「できること」を話すことです。
 
たとえば、
医師の方が異業種交流会の場で前に立って
 
「私は『大動脈瘤人工血管置換術』ができます!
 
と、話したとしても
聞いている側にとっては
「なんのこっちゃ???」って話ですよね。
 
もっと言えば
「だから何?」
 
さらに言えば
「ただの自慢か?」
って話になってしまいます。
 
ここで、はっきり言っておきますが、
話を聞いている人は
あなたが「できること」には
何の興味もありません。
 
知りたいのは、ただ1点。
それは
自分にとって どんなメリットがあるか。
ということだけです。
 
いわゆる「専門バカ」にならず、
誰にでも分かりやすいことばで
自分の商品・サービスが
・どんなことで困っている人を
・どのような方法で
・どんな状態にすることができるのか
 
このポイントについて話さない限り
相手の心が動くことは ありません。
僕が考える「専門バカ」とは、
自分が知っていることは他人も知ってて当たり前
という考えの持ち主のことを言います。
b83f5c_9a1c024b02f344088cca1f5da07b1420あなたは「専門バカ」になっていませんか?
 
あなたが知っている そのことばは
誰もが知っているワケではありません。
 
聞いている相手が誰なのかを考えて
どんなことばを使えば相手が理解できるのか。
常日頃から意識することが大切なのです。
 
あなたのまわりに「専門バカ」を見つけたら
必ず自分を振り返るようにしてくださいね。
今日も最後までお読みくださいまして ありがとうございます。