CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

モンブランは どちらで買われますか?

Feb 6, 2016

悩めるアラフォー女性起業家の心強い味方
自己PRコンサルタントの森田恒行です。
 
 
さてさて、昨日は
チーズケーキの話で
 
価値観を明確にする
 
ということの大切さについて、
お伝えさせていただきました。
 
まだ読んでいない方は こちら
→ チーズケーキは お好きですか?
 
では、昨日はチーズケーキの話だったので
今日はモンブランの話にしましょう(笑)
 
 
あなたはモンブランはお好きですか?
 
 
え?それほどでもない?
 
 
まあまあ、そう言わずに(笑)
 
 
では、今日は あなたは
大のモンブラン好きだとしましょう(笑)
 
では、ちょっとイメージしてみてください。
 
今日、あなたは ちょっといいことがあって
何か、自分へ ご褒美をあげたい気分です。
 
そんな いい気分のあなたは、
大好きなモンブランを食べたい!
と思いつきました。
 
さて、
自分へのご褒美!
美味しいモンブランが食べたい!
 
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そんな あなたは、モンブランを
次の どちらのお店で買いますか?
 
A.近所にある町の洋菓子店
 
B.表参道にあるモンブラン専門店
 
A.の近所にある町の洋菓子店は、
モンブランだけじゃなくて
いちごショートや、カステラ
バースデーケーキやロールケーキ
何でも揃っています。
 
B.の表参道にあるモンブラン専門店は
この前、テレビで特集されていました。
モンブランだけで13種類あるそうです。
ピーク時には行列もできる人気店。
モンブラン好きには たまらないお店です。
 
さあ、いかがですか?
 
あなたは、どちらのお店を選びますか?
 
当然、これ
B.の表参道にあるモンブラン専門店
を選びませんでしたか?(笑)
 
そうなんです。
人って、ものを買うときは
専門店から買いたがります。
 
なぜか?
 
それは、人は専門店という響きには
「こだわり」「飽くなき探求心」
イメージするからに違いありません。
 
では、ここからが今日の本題!
 
 
あなたに質問です。
 
あなたは何の専門家ですか?
 
 
さあ、このように聞かれたら
あなたは何と言って答えていますか?
 
上記のような質問を受けると反射的に
 
「いや、自分は特に専門家じゃないし…」
とか、
「専門家と呼ばれるほどの者では・・・」
みたいな感じで答えたりしていませんか?
 
でも、思い出しててみてください。
さきほど、あなたは、
自分がお客さんの立場のときには
モンブランを専門店から買いました。
 
自分がお客の立場で選ぶときには、
専門店を選んで買っているのに、
自分が売る側の立場になったら
専門家を名乗れない。
 
ということは、
 
あなたが専門家を名乗れない時点で、
お客様は、あなたを選んでくれません。
 
なぜなら、お客様は あなたに対して
「こだわり」も「飽くなき探求心」も
感じることができないからです。
実際に私がお会いさせていただく方も
自分のことを、「私は〇〇の専門家です」
と自信を持って言い切れる方は
それほど多くは いらっしゃいません。
 
なので逆に、
「私は〇〇の専門家です」
と自信を持って言い切れる人と話すと
一気に引き込まれてしまいます。
 
それは、その人から
「こだわり」と「飽くなき探求心」を
感じることができるからなのです。
 
 
そして、さらに
もう1つ気をつけたいのは
 
「じゃあ、何を売っているんですか?」
と聞かれたときに、
あれもできます。これもできます。
と言って、ついつい間口を広げようとする。
 
その結果、あれもこれも言おうとして
結局 自分が何をしている人なのか
ということを伝えきれない。
 
こんなことありませんか?(笑)
 
これって、売る側の立場になると、
ついついお客様を集めたいばかりに、
あれもできます。これもできます。
と言って、自分の商品のメニューを
豊富さを伝えようとします。
 
でも、これって 実は逆効果で、
A.の近所にある町の洋菓子店状態
になってしまっている。
 
ってことに気づきましたか?
 
商品のメニューを多くすると逆に
本物を求めている人からは
買ってもらえなくなってしまうのです。
自己PRにおいて、
自分が何の専門家なのかを言い切る
というのは、とても重要です。
 
専門家を名乗るのに必要なもの。
 
実は、それは
覚悟だけ です。
 
他人の評価は関係ありません。
 
自分で専門家だと決めたなら
あなたは専門家なのです。
 
大切なのは、
それを言い切る覚悟を持つこと。
 
言い切った時点で初めて
自分の目指す理想像が見えてきます。
 
明確な理想像が見えて初めて
現状とのギャップが見えます。
 
そのギャップを ひとつひとつ埋めていく。
 
そうすることによって
あなたが目指す専門家としての理想像に
近づくことができるのです。
 
今日の話、あなたに届いたでしょうか?
 
では最後に、もう一度教えてください。
 
 
あなたは何の専門家ですか?
 
今度は、ちゃんと言えましたよね?(笑)
 
今日も最後までお読みくださいまして ありがとうございます。