CONCEPT & CONTENTS MAKING

あなたの「伝えたい想い」を「伝わることば」へ

西野監督の「決めるチカラ」

Jul 1, 2018

「伝えたい想い」を「伝わることば」へ
自己PRコンサルタントの森田恒行です。
 
 
さてさて、今日のテーマは、
サッカー続きのネタで恐縮ですが
「西野監督の決めるチカラ」!
 
興味ない方は
スルーしてくださいね(笑)
 
2018-06-28-japan-akira-nishino_qrfct1p90eds1ecxwy0h0v20x    ダンディー西野、マダムに大人気だそうです(笑)

 
 
今回の決勝トーナメント進出について、
 
やれ、他力本願だの、
やれ、リスク采配だの、
いろいろと叩かれてますが、
僕は今回の采配の肯定派です。
 
 
なぜならば、西野監督の
「決めるチカラ」に感服したから!
 
この人の「決めるチカラ」、
マジ半端ないって!!(笑)
 
 
では、どこが半端ないのか?
 
どれぐらい半端ないのか?
 
僕が感じたことを
ちょっと解説させていただきますね。
 
 
残り15分、他会場の
セネガルが先制されて、
コロンビアが1点リード。
 
西野監督は、この時点で
点を取ることを諦めました。
 
このとき日本代表には、
その行方を左右する
3つの可能性があったのです。
 
それは、
①日本が点を取る可能性
②日本が点を取られる可能性
③コロンビアが点を取られる可能性
 
この3つです。
 
そこで、西野さんは、
3つあるうちの2つ、
①と②の可能性を消したのです。
 
①も②も、あの状況だったら
可能性として おそらく5分5分、
 
いや、もしかしたら
②の点を取られる可能性のほうが
高かったかもしれません。
 
 
でも、他会場の
コロンビアにしてみれば
1点取られたら予選リーグ2位通過となり、
準々決勝でブラジルに当たってしまう。
 
だとしたら、予選1位突破のためにも
きっと死に物狂いで守るはず。
 
 
だから西野監督は
①と②の可能性を排除したうえで
「コロンビアが守りきるはず!」
という賭けに出たわけですね。
 
 
いつも言ってることですが、
 
決断とは
「決めて断つこと」じゃなくて
「断つものを決めること」。

 
つまり、勇気をもって
何を捨てるのかを決めなければなりません。
 
 
では、西野監督は何を捨てたのか?
 
 
彼は、
残りの人生すべてを捨てて、
賭けに出たのです。
 
あの状態でセネガルが点を入れたら
たぶん西野監督は 猛批判を受けて、
きっと日本では生きていけません。
 
“史上最悪の愚将”として
一生まわりから罵られながら、
これまでの人生を棒に振って
生きなければならないはずです。
 
つまり、西野監督は残りの人生を捨て
自分が すべての批判を受け入れる覚悟で
少しでも可能性の高いほうを選んだ。
 
こういうことだと僕は考えています。
 
 
西野監督は日本人です。
 
もし同じことを
前ハリルホジッチ監督がやったとしても、
彼は「W杯が終わったら日本から去る」
と断言していましたから、
同じ決断でも その重さが全然違います。
 
 
一生を棒にふるかもしれない!
そんな決断をした西野さん。
 
すげえ!って素直に思いましたよ(*´∀`)
 
 
500試合以上の修羅場をくぐり抜けた
勝負師の顔を見ました。
 
J1最多勝監督は、伊達じゃないですね♪
スクリーンショット 2018-06-30 07.25.20
 
 
ここからは、僕の推測ですが、
 
西野監督はアトランタ五輪のとき、
ブラジルを破る大金星をあげ、
2勝1敗で勝ち点6を取っていながら
得失点差で予選リーグを敗退しています。
 
結果、協会からは
「守備的な戦い方」として
厳しい評価を受け、
かなり悔しい想いをしており、
 
その後、Jリーグの監督として
超攻撃的サッカーを標榜して
歴代最多勝監督になっています。
 
だから今回こそは、何がなんでも
予選リーグを突破したかったはず。
 
 
そして、まだ誰も成しえていない
「ベスト8」にまで導くために
先発6人を入れ替えて主力を温存し
決勝トーナメント第1戦に
照準を絞っていたのでしょう。
 
誤算としたら、
サブのメンバーの力が及ばず、
引き分けにすら持ち込めなかったこと
かもしれません。
 
 
いずれにせよ、
すべてを捨てる覚悟で決めた
「西野監督の決めるチカラ」。
 
 
あのレベルの決断って、
なかなか見られるものではないし、
 
あの立場で、
あの状況で、
あの瞬間に、
あの決断ができる
西野監督の胆力と、
磨き上げられた勝負勘には
「参りました」しか言えません。
 
 
ぜひ、ベルギーも破って
前人未到のベスト8を
見せてほしいですね(*´∀`)
 
そのときは
僕の電子書籍 残り3冊も
無料プレゼントしちゃいますよ!
(あっ、言っちゃったw)
 
 
まあ、価値観は人それぞれなので
いろんな意見はあると思いますが、
僕が感じたことを書いてみました。
 
今日の話が
あなたのビジネスにヒントになれば幸いです。
 
 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
自己PRコンサルタント 森田恒行
http://www.7starpr.net/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇